平安 武久

京甲冑の代名詞である「京都 洛冑会(らくちゅうかい)」の一角。

平安武久の京甲冑
へいあんぶきゅうのきょうかっちゅう
 一水、粟田口清信と並ぶ京甲冑師の重鎮のひとり、「平安武久」。
 一子相伝に受け継がれた技と細部にまで心を行き届かせた京甲冑師の雄。 技は京物ならではの重厚さを漂わせ、本来の京甲冑の贅をつくしている。
 百貨店・人形専門店においても洛冑会(一水・粟田口清信・平安武久)は別格の甲冑師である。
1),格式高い京都洛冑会
 京都の名匠である「平安武久」「粟田口清信」「平安住一水」は、 互いの技術を認め合い京都洛冑会という形をとっており、それは偽りなく本物の京甲冑の技術を伝える日本最高峰の工芸士です。
この組織で作られた甲冑には「祈大願成就」の金属プレートが付与されます。
2),分業された細部の部品に宿る技術
 兜は多くの工芸士の集大成です。 金物を作る、金箔を貼る、漆を塗るなどたくさんの職人から仕上がってきた部材を最終的に組み上げて形にするのが武久の仕事です。
 サブミクロン単位での精巧な電鋳金物を使い、手打ちにより鍬形を叩き出し、 漆を幾度も重ねて白檀塗りを施す。それら細部の品質が高くなければ武久の兜の美しさは保たれることは無いのです。
3),兜全体のバランス
 八幡座と呼ばれる兜の天辺から円形の鉢をおりて吹き返し・錣(しころ)・小札と続くラインと大きさの比率が整えられています。
数えきれないほどの兜を組み上げて完成された武久固有の兜のシルエットは、美しいという一言に尽きます。
4),仕上げられた兜に相応しい装い
高品質な作品に仕上がった兜は、それに見合った装いを纏います。 兜本体、鉢の中には「白檀香」を忍ばせ高貴な香りをまといながらも防虫効果を持たせられます。
兜が収まる櫃には一般的なアルミ金具ではなく、美しく鍍金された銅板金具が使われます。
 また兜の種類によっては、兜櫃自体が重厚で上品な「根来塗」をほどこします。

平安武久

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