辰広 兜 1/5 小桜本革 「紗綾桜」

辰広作
本小札 小桜本革縅
「紗綾桜」
五月人形
兜飾り
紗綾(さや)型の印伝吹き返し
桜小紋の革縅し
伝統をモダンに表現した令和の兜
Concept
小桜本革威
なめした鹿革に小さな桜を一面に藍で染め、それを裁断して紐の代わりに使い小札を編みます。兜の重量を抑えながら強度を持たせたといわれています。 色々な色の紐を使った甲冑に比べ、ひときわシックに凛とした印象になります。
甲州印伝革
鹿の革をなめして漆で模様を入れた工芸品です。なめした鹿の革は、軽く、刃を通さない強度があり、通気性が非常に優れており、経年による劣化が起りにくいことから、日本の甲冑には広く使われてきました。 こちらの甲の吹き返し部分に使われた印伝は、模様もモダンであり兜のシックな印象に合わせて作られています。
矧ぎ合わせ鉢
辰広の兜には、伝統的な「矧ぎ合わせ鉢」と呼ばれる製法がとられています。叩いてカーブをつけた金属の板を、少しづつずらしながら並べて円くなるよう作ります。手間がかかる反面、抜き鉢やプレス鉢と違い、質感良く重厚感があります。
静かに知性的に
銀や青は知性や神聖さを表現します。このセットにはそういう凛とした雰囲気がとてもよく似合います。モダンでいながら、伝統技法を詰め込んだ辰広の兜飾りです。
Set Plan

青と銀の相性が良い組み合わせです。決して華やかではない色彩ですが、ひとたび飾るとこの存在感に目を向けずにはいられません。

兜本体と延びる長鍬形のラインがとても美しいシルエットを形成します。正面以外からも栄えある作りです。

辰広の兜は、技術的に秀でた作りをした兜のみ、この石目黒という意匠の櫃が使われます。通常の塗櫃や紗張り櫃にくらべ手間がかかる分、城壁のように櫃自体が力強い印象となります。

紺紐を巻いた弓太刀もプラスチックを使わず質感を重要視した匠の品です。

屏風は京唐紙の「縞波」模様を。静かでたゆまぬ波は、末広がりに続く縁起の良い由来があります。

photo
  • Notice
    鍬形・鍬形台について
    鍬形の差し込み部分には、制作過程で試し刺しをすることから挿し傷がついている場合があります。
    弓太刀飾について
    左右の弓太刀飾りの刀は抜けますので、御子様が遊んで怪我をしないようご注意ください。
    商品画像について
    出来る限り現実に合わせた色になるような撮影をしておりますが、塗装色によってはディスプレイと実物で差異がある場合があります。
    Details
    人形 制作:辰広
    サイズと規格:五分之一
    仕様 : 本小札 小桜本革縅 印伝吹き返し 矧ぎ合わせ鉢
    生産地人形の生産地:福岡県
    装具一式 屏風:16号 波縞 銀
    飾台:21号 黒塗面取飾台
    弓太刀:13号 多摩
    サイズ・寸法間口65cm 奥行38cm 高さ52cm
    付属品制作者の作札
    その他 お手入れセット(毛バタキ、白手袋、布巾)、下敷き用ヘリ付き緑毛氈、鯉のぼりのオルゴール付き写真立て、などのサービス品のご案内はこちら
    販売価格
    ¥293,000-

    その他の連絡事項

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