後藤人形 藤匠作 尚武 -syoubu-

藤匠作 尚武 -syoubu- 菖蒲と尚武
掛けた言葉の想い
-以下の全ての画像は拡大表示できます-
雛人形の制作にて独自の世界観を演出する後藤人形が手掛けた五月人形です。
モチーフとなったのは、日本の甲冑の歴史の中で最も美しいことから、
「大鎧」と称えられる平安・鎌倉時代の兜です。
前飾りにあたる鍬形はその持ち主のエンブレムにあたり、大事な戦の際に、
天の神様にお守りくだるようにとの願いが込められています。

黒い真鍮の兜鉢にゴールドメッキを施した篠垂の飾り金具、
鍬形はゴールドで華やかさがあり、
すらりと伸びた美しいラインで左右がバランスよく見えるように調整しながら手鋸で切り出します。
吹き返しには紫に染められた鹿革を貼り、漆で文様が施されています。
ツヤを抑えた金色が華やかでありながら、力強さを感じさせる作りです。

本体となる鉢はしぼり鉢といい、真鍮の板を手で絞るように型に押し付け、円形にかたちを整えます。
兜背面は上から下につれて紫の色を濃く変えていく「裾濃」というグラデーションとし、
兜作りの要ともいえる小札は「和紙小札」となります。

小さな小札一つが和紙を漆で塗り固めたものです。
小札は300枚以上が丁寧に並べられ編み上げることで一列の美しい錣(しころ)となります。

国宝として残っている大鎧を研究し、再現できる伝統工芸士が手がけています。
その工程は驚きの連続ともいえるほど、こだわりの手作りぶりです。

すべてが手作りで時間を積み重ねて希少な現代の兜ができあがります。
-以下の全ての画像は拡大表示できます-
ご注文前に必ずお読みください。 1) 鍬形の差し込み部分には、制作過程で試し刺しをすることから挿し傷がついている場合があります。
2) 屏風や兜の部品一つに至るまで手作りで制作しますので風合いがことあることがあります。
3) 吹き返しなどの漆塗りの部分は、特製上、曲面がある箇所に割れが発生することがあります。
4) ディスプレイによって色が違って見える場合があります。
より詳しい写真やご案内につきまして こちらの作品につきましては、当店ホームページや店長コラムでもご案内をしております。
是非こちらもご覧くださいませ。
左画像リンク先の当店サイトギャラリーページにて多数写真を掲載しております。
商品の特徴や仕様について
甲冑師および 仕様
後藤人形 藤匠作 尚武 -syoubu-
三分の一
正絹和紙小札 絞り鉢作り
鹿革に本漆印伝
サイズ 寸法
間口80cm 奥行40cm 高さ71cm
このサイズ表記は、人形単体や屏風のみのサイズではなく人形セット全体のサイズです。
飾り付けに必要なスペースは、表記のサイズよりも少し広めに取った方が飾りやすいでしょう。
商品に含まれる付属品・サービス品
サービス品
販売価格
¥330,000-

その他の連絡事項

五月人形を見る

作家別に五月人形を見る

大きさ別に五月人形を見る

そのほかの種類わけを見る