別所実正

孤高の甲冑師として、製法の極致を追求し独自の技法を錬磨する。

別所実正の五月人形
べっしょじっしょうのごがつにんぎょう
 京浅草に生まれ、甲冑製作に従事。三世別所実正を襲名する。
 他の作家とは一線を画す孤高の甲冑師として独自の技法を錬磨する。 平安時代から江戸末期までの甲冑、刀剣の研究に専念し、彫金切りまわし、鍛金等の技法を用い、そこには、鋲一つ作るところから始まる手作業の繰り返しによって成せる美しさがある。
 昔ながらの技術を生かしながら現代の生活にも適したクオリティの高い兜を製作している。
1),一から作る。なんでも作る。
別所実正は、量産化・効率化が進む節句人形の在り方に反し、独自の技術や製法を磨き続ける作家です。 兜の制作にあたり、自身が良いと思える部材や部品がなければ、鋲一つ・飾り金具一つから作ります。 また、その部品を正確に扱うための道具が無ければ、その道具を作るところから始めます。
2),鋲(びょう)と間(けん)の緻密な構成
 鉢の最上部である八幡座から鉢最下部まで縦にいくつもの筋が入ります(間という)。この筋の分だけ金属の板が張り合わされています。間隔が少しでも狂うと綺麗な鉢になりません。
また、その板には鋲を規則正しく決まった数だけ打ち込みます。この打ち込みも正確な位置と加減が必要です。この小さな兜の間は24もあり、鋲は240程。材料から手作業で作られる果てしない行程を経て一つの「作品」が作られます。
3),鍛金(たんきん)と切り回し
 鍬形台、吹き返しの丸金具、裾金物の唐草は、すべて一か所づつ0.7mmの穴を空け、糸鋸で切りまわし穴をあける作業の連続によって成型されています。
一般的なエッチング加工による穴あけとは違い、厚みがあり深く細かい箇所の精度が高く、拘りの飾金具が仕上がります。
 また以下は、銅板を延々と叩き出し、細かな葉の模様や形を作り出す鍛金の技術によってつくられています。一つ一つ手作業でしか制作できないため、その分作家の想いが乗る渾身の作品です。
4),独創性と地道な練磨
 別所実正はほかのすべての五月人形作家・甲冑師とまったく違う作家です。「別所実正とそれ以外」と言っても過言ではありません。
誰もがやらない・できないことをやり、誰もが作らない・つくれない物を作る。そして独自の技術や製法を磨き続ける。
 技術的な挑戦を続け、「兜の筋(間(けん))をいくつまで作れるか」「造形を保ったままどれくらいの小さな兜がつくれるか」等の芸術的な思想も持ち合わせた作家です。
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