別所実正 6号 兜飾り 烏帽子形兜 「鍛金柏葉」

別所実正
6号 烏帽子形兜
「鍛金柏葉」
五月人形
兜飾り
金属を叩くことのみで生み出された
柏葉と烏帽子形
それは美しさの為に必要な膨大な時間
Concept
烏帽子形とは
 戦国時代に見られ、有名で位の高い武将に着用されていた形です。実正はこれを、二枚の銅板を何度も何度も叩き出すことで、美しい曲線の膨らみを出し、その二つを卓越した独自の技術で隙間なくぴったりと合わせ、最終的に純金箔押で全体を仕上げました。
柏の葉
この葉の作りは、烏帽子同様、銅板を延々と叩き出し、細かな葉の模様や形を作り出す鍛金の技術によってつくられています。一つ一つ手作業でしか制作できないため、その分作家の想いが乗る渾身の作品です。
柏葉は、新芽が葉になるのを見届けてから古い葉が落ちるため、子供を見守るような様が柏の木の縁起の良い習性とされています。
金に唐草
純金箔押の兜に対し、金の屏風を組み合わせました。兜と屏風が同色ですが、兜の存在感が薄れずに引き立つ横縞の箔紙を使っています。また一筋の唐草柄は、子孫繁栄、健康長寿の良き図案として現在に至るまで使われる伝統柄です。
一輪の菖蒲
五月の節句らしく、菖蒲を一輪そえました。この菖蒲は一つ一つ手作りのディップアートで作られ、ガラスのような透明感を控え目に表現しています。兜飾りに邪魔をせず、季節感を足す上品なお飾りです。
Set Plan

特徴的な兜の曲線の美しさをありありと感じられる用、装具全般をシンプルにコンパクトにしました。

叩き出された烏帽子の形を美しく見せる構図です。金槌で何百回も叩くような作業の果てに表現された渾身の作です。

柏葉の作りこみも、烏帽子鉢同様に延々と叩き出すことで表現されます。

銅板の仕上げは純金箔押で仕上げています。曲面に箔押すると箔斑や箔皺が出ますが、それも極力抑えられています。

座面には金箔押の丸台座を置き、グレーの飾台でセット全体の色目を柔らかくしています。

photo
  • Notice
    純金箔押について
    箔押された部分には、作業工程上、箔斑(はくむら)や、箔皺(はくシワ)がでますが、金箔の特性としてご理解くださいませ。
    菖蒲のディップアートにつきまして
    一つ一つが手作りなため、写真と全く同じ形にはならないことを、ご了承ください。
    商品画像について
    出来る限り現実に合わせた色になるような撮影をしておりますが、塗装色によってはディスプレイと実物で差異がある場合があります。
    Details
    人形 制作:別所実正
    サイズと規格:6号 (実正の規格は号数が大きいほど小さくなります)
    仕様 : 烏帽子形兜 銅板鍛金 純金箔押 正絹忍緒
    生産地人形の生産地:埼玉県
    装具一式 屏風:11号 二曲 FL2/金唐草
    飾台:丸型金箔台座 /正方形 やまと 35cm 黒
    弓太刀:菖蒲20号 白玉 金台 紫紐
    サイズ・寸法間口35cm 奥行35cm 高さ34cm
    付属品制作者の作札
    その他 お手入れセット(毛バタキ、白手袋、布巾)、下敷き用ヘリ付き緑毛氈、鯉のぼりのオルゴール付き写真立て、などのサービス品のご案内はこちら
    販売価格
    ¥310,000-

    その他の連絡事項

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