平安武久 8号 兜飾り 本革本漆塗 「朱赤に革漆」

平安武久
8号兜 本革本漆塗小札
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 平安武久の兜。その中において特殊な製作方法で仕立てた最高級品の兜です。
 本革を細かく短冊状に制作した小札、そしてそれを本漆で塗り固めた本小札の作りです。平安武久における仕立てととして「本小札」という名称で制作したのがこの兜です。
この兜には、「手打ち鍬形」や「根来塗櫃」など武久の兜の製法としての最上級の製法を惜しみなく注いでいます。
〜本革小札・本漆塗小札〜
 飾り用の兜の作りは、小札は金属の板をプレスして作りますが、本来、兜はそのようには作られません。 鉄や金属だけでは重過ぎるため、強度と軽量化を両立できる革を甲冑の部品に使います。小札と呼ばれる小さな部品を無数に使うのですが、その小札を本革でつくることで軽量化と強度を、漆を塗り固めることでさらに強固にしています。
〜手打ち鍬形〜
 一般的な兜の鍬形は、無地・鏡面・柄入りなどいくつかデザインがありますが、京甲冑では基本的に鳥の羽の柄が無数に打ち込まれます。 大きな真鍮や鉄の板に、羽の柄を機械でプレスして模様を打刻し鍬形の形にカットすると羽根の模様もカットされます。
 しかし、手打ち鍬形の場合は、鍬形の形にカットしたのちに、鍬形の形に添って一つ一つ羽模様を手打ちすることで、鍬形の形状にそって模様が並ぶようになります。また、板から手切りで鍬形の形状を切り出す際に面取り加工等も同時に行い、より綺麗な形状を形成します。
〜根来塗櫃〜
兜を収納する櫃は、根来塗りで仕上げられます。根来塗りとは黒漆を塗ったあとに朱漆を塗り重ねます。経年により朱漆が摩耗して黒漆が見えて模様になる状態を再現しそれをデザインとして表現します。
漆の深い色を利用した重みと質感を感じられ、兜の美しさをより一層引き立てるしつらいになります。
 また、武久の櫃の飾り金具は全方向に取り付けられ、素材には銅を使います。一般的なアルミのプレス金具を前面のみに取り付ける櫃とは違うこだわりが見て取れます。
 鮮やかな赤のベルベットを貼った正方形の飾台に、主役の兜をのせます。そして背景には、薄く円いアクリルの板の内部に、ピンクのグラデーションと水泡のような加工がされた爽やかな衝立を置きます。 兜を新しい視点で飾る素敵な五月人形です。
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以下は商品の特性・個性となります。
ご注文前に必ずお読みください。
1) 全ての工程で手作りの部材がつかわれていることから、在庫毎に多少サイズやデザインが異なる場合があります。
2) 金属部分については、塗装の濃淡や擦れ・ムラなどがある場合があります。
3) 金箔は手張りすることから、箔筋や箔斑がありますが金の表情としてご鑑賞ください。
4) アクリルの衝立は、制作の工程上、赤やピンク以外の色が入ったり、艶のある個所やない箇所などがありますが、製品上の特性となります。
5) ディスプレイによって色が違って見える場合があります。
より詳しい写真やご案内につきまして
こちらの作品につきましては、左画像リンク先の当店サイトギャラリーページにて多数写真を掲載しております。
商品の特徴や仕様について
甲冑師および 仕様
甲冑師:平安武久 8号兜 本革本漆塗小札
仕様:本革・本漆塗小札 正絹威 本金鍍金(電鋳金具) 手打鍬形 根来塗櫃
装具について
屏風:アクリル MARU ピンク/白塗
※アクリルの衝立には、赤系だけでなく茶系や黒系の色が一部入る場合がありますが商品の特性となります。
サイズ 寸法
間口25cm 奥行25cm 高さ23cm
このサイズ表記は、人形単体や屏風のみのサイズではなく人形セット全体のサイズです。
飾り付けに必要なスペースは、表記のサイズよりも少し広めに取った方が飾りやすいでしょう。
商品に含まれる付属品・サービス品
付属品
製作者の立札(木札)
サービス品
お手入れセット(毛バタキ、白手袋、布巾)、鯉のぼりのオルゴール付き写真立て、陣羽織(飾り用の立て付き)
などのサービス品のご案内はこちら
販売価格
¥286,000-

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