鈴甲子雄山 1/5 鎧飾り 国宝模写 竹虎雀飾 赤糸威大鎧 「藍に式正の一領」

　雄山工房が誇る、春日大社の国宝、赤糸威大鎧の五分の一スケールの模写甲冑です。 兜正面には隙間なく金箔押しされた金物細工が施され、無数の雀が戯れる様子が表現されています。
　兜両面の吹き返しには、向かって右に 藤と桐、左に菊と蔦の金物が配置され、 春と秋を表現するとも、春日大社の紋である藤花と朝廷の菊桐紋を組み合わせた意匠であるともいわれています。

唐紙で作られたこの屏風には桐の柄が入っています。鳳凰が住むとされていた「桐」はそのいわれのために、皇室ゆかりの人々にのみ使用される高貴な柄で、のちに貴族等も使用しましたが人々の憧れでした。 ※「置上」とは唐紙の技法で、木版では無く厚手の型紙で作り「立体的」に仕上げます。