こちらの作品はその一つですが、様々な花びらの桜が衣装全体に隙間なく刺繍されています。
ただ、それがうるさく無く、綺麗で豪華に感じさせるために、桜の刺繍の色づかいをしっかりと考えられた配置にしています。
濃い赤の花びらを外郭やアクセント用に配置し、柔らかい配色は膨らみを感じる部分へ。そこへ五衣の重ねの配色を暈し色にし後ろを軽く表現しています。
色は少ないほうが簡単・シンプルでセット組みがしやすいのですが、こちらの作品のように、あえて色を多く使うためには様々な工夫やアイデアで雛人形を引き立てる空間を作ります。