大越忠保

日本の心を伝統の技術に託す 忠保の甲冑

大越忠保の五月人形
おおごしただやすのごがつにんぎょう
創業から五十余年、江戸甲胄の伝統技術、国宝甲胄の再現技術等を習得し、 伝統につちかわれた技術を基礎としながらも、現代的・モダンなデザインの作品も多く、 全国の百貨店・小売店にて幅広い層に人気がある作家です。
1),忠保の甲冑
忠保の再現する甲冑は武具に止まることなく、日本人としての心を華麗に表現するとともに、金工、漆工、染織皮革などの技術を結集した、総合工芸品とも呼べるものです。 この伝統工芸を現代に再現するため、永年の研鑽によって磨かれた技術で、一品一品、心を込めて手づくりで製作に当たっております。
2),時代考証の入念さと匠の技
 経験に裏打ちされた技の確かさ、甲冑づくりに取り組む真摯な情熱など、その智と技と心のすべてを傾注し、甲冑づくりに徹しています。
とりわけ、時代考証の入念さにおいては、膨大な資料を調べ、細部にわたって検証・検討し、でき得る限りの情報が甲冑に反映されています。
3),妥協を許さない勇気が支える逸品
立物、小札、威糸、金襴、革所…。
鎧は5000工程におよぶ作業を経て、はじめて完成されます。それぞれ専門の熟練した職人が、一点一画に心をきざみ込む作業が続き、納得がゆくまで、何度となくやり直されます。

大越忠保

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